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結婚式を挙げると決めたら、まずやらなければならないことは「式場選び」です。
しかし、式場選びと一口に言っても、何から手をつければ良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
結婚式場は晴れ姿をお披露目する重要な場所。行き当たりばったりで探して失敗というのは避けたいものです。
ここでは、式場選びで重要な4つのポイントを紹介します。
目次
【ポイント1】結婚式を挙げる時期を決める
式場を選ぶにあたって、まず決めておきたいのは「日取り」です。
結婚式場にも繁忙期があり、春と秋は予約が取りづらい傾向にあります。この季節は天候や気温が安定していることが多く、参列者に負担がかかりにくいので、需要が多いからです。なかでも人気なのは、9月~11月の土日で、さらに大安や友引など縁起の良い日はすぐに埋まってしまいます。
この時期に結婚式を挙げることを検討するのであれば、希望する日取りの1年前には式場を予約できるよう動きましょう。
日取りにこだわらないのであれば、「半年先」を目安に結婚式場を決めると丁度良いでしょう。通常、式場との具体的な打ち合わせは結婚式の3~4か月前から始まります。半年もあれば、式場探しにも時間をかけることができますし、参列者への周知も十分間に合います。
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【ポイント2】どんな結婚式にしたいのかイメージを固める
日取りを決めるのと同時進行でやりたいのが、「自分たちはどんな結婚式を挙げたいのか」とイメージを固めることです。
イメージがぼんやりしたまま式場を探してしまうと、あれこれ目移りしてしまい、結果的に式場を決めるのが遅れたり、「あのときこうすれば良かった」と後悔したりすることにつながります。
そこで、式場を探す前に以下の項目について新郎新婦で話し合っておきましょう。
◆結婚式のスタイル
結婚式の最も一般的なスタイルは「挙式+披露宴」ですが、近年ではシンプルに「挙式のみ」を選ぶカップルも増えています。
挙式は、誓いの言葉を述べる場所に応じて「教会式」「神前式」「仏前式」「人前式」の4種類の方法があります。
教会式ではウェディングドレスを着てチャペルで挙式を行います。神前式や仏前式では白無垢や色打ち掛け等の和装を着用の上、神社やお寺で挙式を行います。人前式については場所や衣装に決まりはありません。
「ウェディングドレスが着たい」という方は教会式や人前式、「和装がしたい」「日本人らしい結婚式にしたい」という方は神前式や仏前式がおすすめです。
ちなみに挙式は挙げず、結婚報告をするために披露宴もしくは会食のみを行うカップルもいます。ハネムーンを兼ねて海外で結婚式を挙げるカップルもいます。
「結婚式はこうでなければならない」というものはありません。新郎新婦の価値観をすり合わせ、式場選びのベースとなる結婚式のスタイルをしっかり決めていきましょう。
◆招待する人数
招待する人数は予算に関わってくることなので早めに決めましょう。「親族や親しい友人のみでアットホームにしたい」「会社づきあいも大切にしたいから職場関係の人も呼ぶ」など、新郎新婦の考え方次第で招待人数は左右されます。
◆式場の種類
結婚式場の種類は、結婚式専門の式場、ホテル、教会、神社、お寺などがあります。
結婚式専門の式場やホテルでは、挙式から披露宴まで同じ場所で行うことができるので、新郎新婦や参列者の負担が少なくて済みます。結婚式用の簡易チャペル、神殿を備えているところもあり、希望する挙式のスタイルに合わせて決めることもできます。
本物の教会、神社、お寺は「挙式の雰囲気を大事にしたい」というカップルにおすすめです。ただし、披露宴会場が併設されているとは限らないため、その場合は自分で披露宴会場を探す必要があります。
◆予算
予算には、式場代、新郎新婦の衣装代、映像・写真代、装花代、料理・飲み物代、ゲストへのギフト・ペーパーアイテム代、演出代などが含まれます。
特にお金がかかるのが新婦の衣装と料理・飲み物です。挙式と披露宴を行う場合、新婦は「お色直し」といった形で挙式とは別のドレスや衣装に着替えることが多く、新婦にとってもこだわりが現れるポイントです。式場によっては「提携するサロンでしか選べない」というケースもあり、持ち込みしたい場合は持ち込み費用が上乗せされることがあります。
新郎新婦の貯金額をベースに、両親からの援助や招待客からのご祝儀も含めて「このぐらいまでなら出せる」というボーダーラインを決めておきましょう。晴れ舞台だからと財布の紐が緩みがちですが、結婚式にお金を使いすぎてその後の生活が苦しくなると、「もっと押さえておけば良かった」と後悔することになります。
【ポイント3】式場見学では所要時間と見積表に注意
日取りとイメージが固まったら、実際に式場を探し始めます。結婚式場では通常「ブライダルフェア」というのが開催されており、式場の雰囲気や実際に出される料理を体験することができます。
結婚情報誌、インターネットサイトで条件にあった式場を探し、実際にブライダルフェアを予約してみましょう。
見学時に特に気をつけたいのが、「フェアの所要時間」と「提示される見積表の金額」です。
式場によってはフェアだけで半日程度かかるため、1日で回れる件数は2~3件と限られます。結婚式の日取りで希望がある人は、早めに動かないと候補の式場を回りきる前に他のカップルに押さえられてしまうことがあります。希望度の高い式場は、なるべく同じ日に見学を入れるなどして、すぐ比較できるようにしておいた方が安全です。
また、多くのフェアではプランナーさんが「この位の金額で式が挙げられます!」と見積表を見せてくれます。この見積表は一番安いプランで作られていることがあり、良いものにしようとするとオプションという形で費用が膨らんでいき、最初に提示された額と最終的にかかる額が大きく異なるといったケースに陥ることがあります。
トラブルを回避するためにも、見学時にこちらから予算を伝え、その予算内で挙げられるプランを提案してもらいましょう。
【ポイント4】倒産リスクについて確認・相談しておく
昨今、少子化や結婚しないカップル、結婚式・披露宴を行わないカップル、結婚式・披露宴の簡素化、写真撮影だけのフォトウェディングが増え、またホテルやレストランなど会場の多様化も進んでいるため業績の苦しい結婚式場も増え、倒産リスクも高まりつつあります。
倒産すると前払い金が返ってこないことはもちろん、結婚式もできなくなりますので、申し込む場合は事前にできるだけ業績や評判を調べておいた方が良いでしょう。
まとめ
式場選びで重要な4つのポイントを紹介しました。
人気のシーズンに結婚式を挙げたい方は、早め早めに動くことが重要です。
ブライダルフェアの所要時間に注意して候補の式場をなるべく早く回りきれるよう日程を組みましょう。
また、「自分たちがどういう結婚式を挙げたいのか」という軸を持つことで、式場との交渉がスムーズになります。
実際に式場を見学すると、雰囲気や営業トークに流されそうになることがあるので、妥協できるところと、できないところ、優先順位を決めておくと良いです。
コロナ対策がしっかりしているかも忘れずに確認しましょう。
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