結婚したいけど、なかなか良い出会いがない、そもそも周囲に結婚対象となる独身の異性がいないという方には、お見合いがおすすめです。
お互いの条件が合えば、今すぐ結婚したい男女がピンポイントで出会えるので、結婚率・成婚率が高く、非常に効率的な婚活の方法です。
一方で、恋愛と異なり、友達としての交際期間が無いため、相手のことを良く理解できないまま、結婚を前提としたお付き合いや、結婚の意思表示が必要といった欠点もあります。
そこでここでは、お見合いで、真剣交際や結婚を決意するのに、どのようなことを決め手としたらいいのか？、そもそもお見合い相手を見つけるためにはどうすればいいのか？について紹介します。
お見合い以外の方法での婚活中の男性女性は、参考にしてみてください。
目次
お見合いでの真剣交際、結婚の決め手
いざお見合いをしても、「その人が生涯の結婚相手にふさわしいかどうか、決めるにはどうしたら良いの？」と心配な方も多いと思います。「本当にこの人に決めて後悔しないか」という不安もあるでしょう。
実際にお見合い結婚をして、幸せな結婚生活を送っている人たちは、どのようなことが決め手で結婚に至ったのでしょうか。
お見合いならではの真剣交際、結婚の決め手とすべきポイントを紹介します。
フィーリングが合う
お見合い結婚をする人の中で、相手にときめきを感じる、フィーリングが合うと感じられたなら、とてもラッキーなことだと思ってください。お見合い結婚ではあるけれど、それは恋愛結婚と同じ流れなのです。
この人とはフィーリングがぴったり合う！なんとなく運命的なものを感じると思った場合には、この人だ！と思ってデートをしてみることをおすすめします。積極的に好意を伝えると、相手も幸せな結婚生活をイメージできると思います。
とくに目立った欠点がない
お見合い結婚に限らず、昔から結婚というのは「良いところがいっぱいある人」より「悪いところが全くない人」とした方がうまくいくと言われています。
結婚生活が続いていく中で、相手に対して嫌なところがないというのは、パーフェクトに相性が良い証拠なのです。話していてとくに欠点も見当たらず、デートを重ねて一日中一緒にいてもイライラすることがない相手とは、結婚してもうまくやっていけるでしょう。
逆に、「この人のこんなところが素敵！」と具体的に好きなところがある場合、結婚生活の中でそれがなくなるとガッカリするかもしれません。期待しているからこそ、その期待を裏切られた時にイラっとしてしまうことになるのです。
結婚して穏やかな家庭を築くには、「嫌なところが少ない、嫌なところがあったとしてもあまり気にならない人」を選ぶのが一番です。
良いお父さん、お母さんになりそう
結婚して子どもが欲しいと思っている方は、男性なら、女性には母親として子育てや家事をしっかりやって欲しいと思うでしょう。女性なら結婚相手には父親として、家庭を引っ張っていってもらわなければなりません。
共働きが当たり前になりつつありますので、結婚相手が子育てや家事についてどう考えているのか、協力してやっていけそうか、ということはとても重要なポイントです。
「結婚はしたいけど子どもはいらない」という人もいます。
子どもが欲しいなら、結婚相手には子ども好きの人を選ぶ必要があります。
印象として「この人、良いお父さん、お母さんになりそうだな」と感じる人は、自分にぴったり合っている人なのかもしれません。
一緒にいて楽
素敵な人と思っても、一緒にいると気を使う、緊張して疲れてしまうような相手とは結婚生活を送れません。それに対して、ときめきこそないものの、一緒にいて安らげる、自分の気持ちが楽でいられる人とは、末永く付き合えます。
結婚生活とは、トキメキやキラキラしたものでなく、地味で単調なことが多いものです。自分が自分らしく、気を使わないでいられる人でないと、長い結婚生活を送っていけません。
親の老後やお金について話せる
親のことやお金のことを結婚前に話しやすいのも、お見合い結婚の良いところです。
結婚後に、親の老後を見る必要があった、借金があった、貯金が全くなかったといったなどを知らされると、騙されたような気持ちになってしまいます。
恋愛結婚の場合は、お互いに惚れた勢いで結婚してしまう事が多いので、こうしたことが起こりがちですが、お見合い結婚の場合は、まだ出会ったばかりでも、結婚を前提にした出会いですから、お金や両親の話をするのは当然のことです。相手から話しがない場合は、自分から切り出しても問題ありません。
親の老後やお金の話しをしたがらない人や話を切り出すと機嫌が悪くなるような人なら、結婚はやめた方がいいでしょう。
難しい性格じゃない、頼りにできそう
男性にも女性にも小さなことにでも文句を言う人はいます。話していて何となく気難しさを感じる、細かい性格が自分と合わない、結婚したら大変そうで、結婚相手としては難しいと感じるかもしれません。しかしこういった人は、色んな面において誠実で頼りがいがある人であることが良くあります。
それに対して全く逆で、とても扱いやすそうな人は、一緒にいて楽で結婚相手としては最高そうに感じます。しかし、こういった人は得てして主体性が無く、ここぞと言うときに頼りにならず、物足りなさを感じることが良くあります。
自分がどういったタイプの人かにもよりますが、結婚生活は大変なことにも遭遇します。力を合わせて困難を乗り越えることを考えた場合、頼りがいを感じる人がいいでしょう。
結婚後も自分のスタイルを変えなくて良い
一人の時間を楽しんでいる方は、結婚しても自分の生活スタイルは変えたくない、結婚相手のために自分の時間を無くしたくないと考える方が多いと思います。
結婚したら育児に家事、家族サービスなど、今までやらなくてよかったことが増え、ストレスも感じます。
そのため、結婚してもお互いに今までの生活を、あまり変えなくていいような人同士とは、結婚してもストレスを感じなくてすみ、穏やかな結婚生活が営めます。
現代のお見合い
昔は、お見合いと言えば、近所の世話好きなおばさんや会社の上司などがお見合い相手を紹介してくれたりするのが一般的でした。家同士の繋がりが強いことも多く、出会える相手も限られるため、交際が決まると結婚まで行くことが多かったようです。
しかし最近は、個人のプライベートには踏み込まないというスタイルに代わり、また通信手段の発展により婚活サイトなど見知らぬ人同士がスマホで知り合え、自分で希望に合うお見合い相手を探せ、お互いが興味を持てば出会えるようになりました。恋愛要素が強くなり、合わなければ簡単に断ることもできます。
専属のコンシェルジュがついて、お見合い設定から成婚までをサポートしてくれる婚活サービスもあります。
現代のお見合いサービスを利用することで、不特定多数の人と出会え、交際できるチャンス、結婚できるチャンスは格段に広がります。
婚活パーティー
パーティーの参加条件に合わせて申し込むだけで、希望の異性と出会えます。
スタッフ進行のもと相手のプロフィールを見ながらパーティー参加者全員と1:1で話ができるので、相手の振る舞いや雰囲気、人柄、相性などがしっかり確認できます。
お互いに好感を持てれば、連絡先交換を行い、その後は自由にデートなどできます。
交際期間の縛りや成婚料などなく、パーティーで出会った後は自由恋愛です。
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お見合いサイト、婚活サイト
お見合いパーティーに参加する時間が無い、パーティーは苦手、相手の年収や職業など細かい情報を絞って出会いたいという方は、お見合いサイト、婚活サイトに登録してみましょう。自分が結婚相手に求める条件を入力することができ、条件に合う人を検索できます。
あなた自身も検索され、異性の方から見つけてもらうチャンスもたくさんあるので、まずは気軽に始めてみると良いでしょう。その際には、最初から条件をガチガチにしないで、自分にとって絶対に譲れない条件をよく考えて絞り出し、柔軟性を残して、出会いの幅を広げることがおすすめです。
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結婚相談所
お見合い相手の紹介やお見合いのセッティング、交際前・交際中のお悩み相談、相手へのお断りなど、婚活のさまざまなサポートをしてもらえます。
専任のコンシェルジュと二人三脚で婚活を進める仲人型、お見合いサイト・婚活サイトのような異性の情報だけがもらえるデータマッチング型と仲人型とが複合しているハイブリッド型があります。
結婚相談所は基本的に入会審査がありますので、プロフィールの信頼性が高く、お見合い当日キャンセル禁止、交際期間、婚前交渉禁止など、あらかじめ婚活中のルールが決められているので、トラブル少なく婚活できます。
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交際期間が短くても大丈夫
お見合いの場合、交際期間が短くても結婚に至ります。結婚が目的で出会っているので当然のことですが、今まで彼氏と長く付き合ってきた人にしてみれば、「こんなにすぐに結婚して大丈夫かな」と不安になることもあるかもしれません。
けれど、お見合いで出会った多くの人は、燃え上がるような恋ではなかったけれど、冷静にお互いを選んだ結果、結婚して運命共同体として協力していく。そんなお見合いならではの結婚に、とても満足しています。
お見合いサイトやお見合いパーティー、結婚相談所で出会ったカップルは、すでに出会った時にはある程度、相手に関する情報を手に入れている場合が多いです。そのため、お互いに相手を真剣に「選んだ」という意識があります。
初対面で特別に嫌なことや我慢できない点があれば、その後のデートには進みません。お互いに結婚を意識した上で話をし、デートを重ねても「相手の欠点はとくに見つけられなかった」という人が多いのです。
とくに、結婚適齢期を過ぎて、３０代４０代で結婚する女性の場合、子供を産んで母になりたいという思いを持っている人も多いので、しっかりと相手のことを見て、誠実さを感じ、とくに断るような悪い点がなければ、恋していなくても結婚して大丈夫です。
交際期間が短くて結婚するのなら、その後時間をかけてお互いを理解し、恋していくのもいいでしょう。実際、盛り上がって結婚したカップルはその後の気持ちは下降していく一方のことが多いです。
お見合い結婚でうまくいっているカップルはその逆で、相手の欠点はあまり感じない代わりに、時間をかけて良い面が少しずつ見えてきます。