「そろそろ結婚を考えている」
「次の恋人は、結婚を前提に付き合いたい」
と考えているなら、男性が求める結婚相手の条件や、理想の女性像を知っておきましょう。
モテる男性や、理想に近い男性を射止めるためには、素のままで勝負するのではなく、戦略を練り、選ばれるための努力を重ねていくのが正解です。
男性は結婚相手にどんな条件を求めているの?
“結婚したい”と考えている男性は、どのような女性を求めているのでしょうか?幸せな結婚をしたいなら、男性の声に耳を傾け、彼らが「絶対に譲れない!」と希望している条件をクリアしていきましょう。
自分が変わったことで、「急に男性から声をかけられるようになった」「モテ期を経験できた」という声も届いています。今すぐ、男性が求める条件をチェックして、婚活へ活かしていきましょう。
何より大切!ずっと一緒にいたくなる女性らしさ
結婚相手に求められているのは、何といっても淑やかな女性らしさです。交際するだけなら、ノリの良い女性や、派手な容姿の女性でも良いのですが、いざ結婚となった瞬間、男性は淑やかさを要求します。控えめで、思いやりや優しさに満ちた、“大和撫子タイプ”の女性に人気が集中するのです。
このことからも、この人と一緒にいることで、「毎日の生活がリラックスして送れそう」「会話をしているだけで癒されそう」そんなイメージの女性になれば、成婚が近づくと言えます。
また、男性の多くは、「自分を立てて欲しい」「女性から尊敬されたい」という気持ちを持っていますので、「口が悪い」「男性の失敗をけなす」「周囲を見下す発言をする」「ワガママがひどい」といった鬼嫁予備軍の女性は、結婚候補からすぐに外されてしまうでしょう。
さらに、結婚を考えている男性は、目の前の女性が結婚後、母親となった場合のことまで考えているケースが少なくありません。出会いの場では、子どもの母として恥ずかしくない女性かどうかもチェックされています。
男性との会話で「子どもは苦手」「子どもはいらない」などの発言をするのは厳禁です。
結婚生活は一生続いていくため、男性の考え方や趣味などを理解し、それに自然と合わせてくれる女性が、強く求められます。
知っておきたい!結婚相手に求められている容姿とは
結婚するにあたり、相手の容姿に条件をつけている男性が少なくありません。その中でも特にチェックされているのが「身長」と「体型」です。
男性は自分より背の高い女性に威圧感を感じてしまうため、気になっている男性が自分より低身長や同じくらいの場合は、ヒールを控えるなどの配慮を行う必要があります。また、女性側の身長が低すぎる場合は、子ども扱いされてしまうため、落ち着いた大人の女性らしい服装などを心がける必要があります。
体型については、痩せ過ぎでもなく、太り過ぎてもいない、標準体重の女性が一番人気です。男性は少し肉付きが良いくらいが好きですから、「ぽっちゃりが気になる……」と安易にダイエットをしてしまうのは止めておきましょう。
最近では、痩せすぎ、太り過ぎが不妊の原因になることも知られているため、子ども好きな男性は安産できそうな体型の女性を選ぶ、という話も良く聞かれます。
将来を見据え、自分の体型管理をきちんと行っておくことは、自己管理ができる女性であることのアピールにもつながるでしょう。
容姿については、「色々言うけれど、結局“顔”が一番大事じゃないの?」とメイクや髪型にこだわっている女性が多く見られます。ですが、あまりにもメイクや髪型にこだわってしまうと、「すっぴんとのギャップについていけなかった」「メイクの濃さに引いてしまった」という意見も多く、ナチュラルメイクや清潔感のある髪形が好まれているのが実情です。
気になる相手の気を引くために、過度なメイクや盛り髪、服装を選んでいるのでしたら、今すぐ見直すことが結婚への近道だと言えるでしょう。
できて当たり前!家事スキルは必ず上げておこう
結婚後は、女性が家事を行うのが当たり前、そう考えている男性がほとんどです。「家事を分担したい!」と思っているかもしれませんが、結婚前にそれを口にしてしまうと、相手を逃してしまう可能性が高くなってしまうでしょう。
せっかくの縁を逃してしまわないためにも、料理や掃除、洗濯などは当たり前にできるようになっておき、結婚後や出産後、少しずつ分担を申し入れることが得策です。
「胃袋を掴まれて結婚した」という声が男性から多く上がっているように、特に料理のできる、できないは重要なポイントとなります。また男性は、フレンチなどの凝った料理が作れる女性よりも、冷蔵庫の中身だけでぱぱっと数品作れる女性の方が好みであることを覚えておきましょう。
料理が得意である場合も、それを過度にアピールしてしまっては女性らしさが半減してしまいます。バレンタインやお弁当など、さりげないタイミングで料理のテクニックを披露することで、男性の気持ちをぐっと引き寄せることができるでしょう。
それだけでなく、ワイシャツなどのアイロンかけが上手な女性、シミや黄ばみなどをキレイに消してくれる洗濯上手な女性、いつでも整理整頓され掃除の行き届いた部屋を提供してくれる女性などに人気が集まっています。
「料理だけできればなんとかなる」とは思わず、日常の家事全般をこなせるようにしておきましょう。
常識力は必須!愛されるならマナーの達人を目指して
結婚すると、あらゆるところで常識力が試されます。近所や親せきとの付き合い、冠婚葬祭、食事に育児などマナーを試される場面が増えるでしょう。
「この女性となら大丈夫」。そう思わせ、結婚へ結びつけるためには、婚活中から常識力を示しておく必要があります。あえて難易度の高いレストランへ行き、美しい食べ方を披露したり、座敷へ上がる際の靴の脱ぎ方や部屋での作法をさりげなくアピールしたりすることで、男性が理想とする“結婚したい女性”へ仲間入りできるでしょう。
マナーだけでなく、常識を知っているか否かも結婚の大きな条件となります。男性は会話の話題に時事ネタを好む傾向があるため、新聞やニュースは欠かさずチェックすると好印象です。忘れてしまいがちな、歴史や美術、科学などの分野も最低限、義務教育で習う程度の知識を保っておくと、常識力のある女性という印象を与えられるでしょう。
また、いくらマナーや常識力を持っていても、字が汚い、姿勢が悪い、では魅力が半減してしまいます。美しい文字や立ち居振る舞いもマナーの内と心得て、自信が無い場合はセミナーや講座に通うなどの努力をしましょう。
結婚相手には甘えたい!母性や包容力を求める男性が急増
小さい頃は、親に甘えることができた男性ですが、思春期以降は甘える相手を失い、心の奥底に「誰かに聞いてもらいたい」「頑張ったねって褒めてほしい」という欲求を抱えています。
そんな気持ちを丸ごと受け止めてくれるのが、結婚相手である女性です。女性社会もストレスが多く、「ねえ聞いてよ、今日ね!」と男性へ愚痴をぶつけたくなりますが、それでは疲れている男性を、余計にぐったりさせてしまうだけです。
結婚したいと思わせるなら、自分の気持ちは後回しにして、「今日もお疲れ様」「何かあったの?」「ゆっくり休んでね」といった相手を気遣う言葉をかけられることが重要です。婚活中から、男性の気持ちを最優先した会話を目指すことで、一緒にいて心地良い女性となれるでしょう。
男性が愚痴などを話している時は、自分の意見を言う必要はありません。静かに相槌を打ち、「あなたはそのままで大丈夫」という気持ちで丸ごと受け止めてあげてください。「この女性は自分のすべてを認めてくれている」そう感じさせることができれば、プロポーズのタイミングが近づいていくでしょう。
また、男性にとって“甘える”という行為は自分の弱い部分を見せることであるため、大変勇気のいる行為です。もし、「頭を撫でてほしい」「ハグしてほしい」などのセリフを言われたら、笑顔ですぐに実行してあげましょう。
「どうしたの?」「何言ってるの?」といった言葉は男性のプライドを大きく傷つけてしまうため、絶対に使わないようにしましょう。
財布の紐を任せられる女性になろう
お金の管理を女性が行っている世帯が多いように、結婚後は、お財布の管理は女性の重要な仕事です。公共料金や税金、家賃にローンなど、支払いのあれこれは男性にとって面倒なものですから、率先して引き受けることを見せていきましょう。しっかりとした経済観念を持っていることをアピールできれば、結婚したくなる女性に近づいていけます。
また、経済観念がしっかりしていることを伝えたいなら、普段から無駄遣いせず、きちんと貯蓄していることを知らせることも大切です。一緒に買い物に行った際、あれこれ買い回ったり、高いお店でばかり食事をしたがったり、ブランドものばかりに身を包んでいたりでは、男性が結婚後の生活に不安を感じ、距離を置いてしまうでしょう。
一方、ただ節約するだけでなく、株やFXなどの手段で資産運用ができる女性は、より男性の興味を引きます。「難しそうだから……」と敬遠してしまうのではなく、まずは始めてみることも大切でしょう。ただし、株やFXは大きく損することもありますので、しっかりしたリスク管理が必要であることを心掛けておきましょう。
また、共働き夫婦の場合、「財布はお互い別々で……」と考える男性もいます。このタイプの男性には、相手の考え方に従い、交際中から必要以上に収入や経済的なことは聞かない方が良いでしょう。男性に任せ、信頼してあげることで、円満な関係を築いていけます。
男性と女性の学歴差は結婚に影響するの?
結婚相手に求める条件の中に、学歴があります。「大学を出ている男性は大卒の女性を選ぶ」という傾向があるように、学歴が高い男性ほど、相手の学歴を気にする傾向があります。
それでは、高卒、短大卒という女性は、結婚に不利なのでしょうか?
結婚を考えている男性に聞いてみると、「その女性が持つ他の資質による」という意見が多く挙げられました。
「高卒であっても語学が堪能で、翻訳や通訳などスキルの高い仕事をしている」
「学生時代からしていたスポーツの世界で、プロとして活躍している」
「学歴はないけれど茶道や華道、日本舞踊の世界で教える立場にある」
など、優れた何かを持っている女性は、学歴がある以上に尊敬できる、という声があります。
高卒、短大卒の女性が、学歴差を気にせず婚活したいなら、「大学卒の女性と同じくらい収入を得ているか」「大学卒の女性にはできない仕事をしているか」といった点をチェックしてみましょう。
同じ舞台に立てていない……と感じたなら、今からでも遅くありません。習い事、音楽、絵、文章など、得意な分野を見つけ、学歴以外のスキルを高めていきましょう。
何かに一生懸命になっている女性は、それだけで輝きを増し、男性の目に留まりやすくなります。
価値観の近い女性はそれだけで印象がアップ
多くの男性が、“価値観の近い女性と結婚したい”と考えているものです。ライフスタイルに、育児、休日の過ごし方など、価値観が近ければ近いほど、充実した毎日が送れることもあり、結婚相手の考え方に注目している男性が多くいます。
ところが、二人は今まで異なった環境で暮らしてきた男女ですから、会話の中で価値観の違いを感じることが当然あります。しかし、結婚したいと思う男性のハートを掴むなら、このすれ違いを放置せず、自分の価値観を相手へ近づけていきましょう。
例えば、男性の趣味が、「サバイバルゲーム」や「爬虫類の飼育」など、興味を持つ人がそれほど多くないものだったとします。同じ趣味を持っていれば一気に距離が近づくでしょう。ですが、自分に全く興味がなかった場合、「知らないから……」と話を終わらせてしまっては、その男性との縁もそれで終わってしまいます。
趣味が合わないだけで、結婚が遠のいてしまってはもったいないですから、これまでは男性の持つ世界観や価値観と無縁であった場合でも、“好奇心を持つ”ことが大切です。「全然知らないけれど教えて欲しい」という気持ちを出せば、男性も「興味を持ってくれた!」と嬉しく感じるでしょう。相手の価値観へ一歩寄り添うことが、結婚への一歩につながるのです。
趣味だけでなく他のジャンルのことも同じです。“イメージだけで好き嫌いを決めてしまう”のは止めましょう。価値観の同じ人を探すのではなく、まずは何でもチャレンジすると決め、相手の価値観に飛び込むことが、良い結婚相手を見つける秘訣です。
それでも限界はありますから、どうしても合わない時は縁がなかったと諦めましょう。
男性が求めている愛情表現を探ろう
男性が好む愛情表現と、女性が好む愛情表現はまったく違います。女性は壁ドンや顎クイなどのドキっとするシチュエーションや、お姫様扱いなどをされるとつい惹かれるものですが、男性はどんな表現を求めているのでしょうか?
されて嬉しい愛情表現を、結婚適齢期の男性に聞いてみたところ、控えめなスキンシップや、好きな気持ちを言葉で伝えてくれる、などの声が挙げられました。近年は草食系男性が増えているため、女性の方から好きだと言ってくれたり、ボディタッチや手をつないできたり、という行動が好意的に受け止められるようです。
愛情表現とは少し違いますが、上目遣いで見つめられたい、長め袖の服を着て欲しい、という意見も多くあるので、冬などは意識して“長め袖の中に手をすっぽりと隠し、相手を見上げる“そんなシチュエーションを作ってみるのも良いでしょう。
その他にも、手紙やメールが嬉しい、という声が多くありました。この時、可愛い絵文字やハートマークを使うことで、男性は”自分は特別な存在”と思い、嬉しくなるそうです。「字が下手だから……」「メールはあまり好きじゃないから……」と諦めるのではなく、女性らしい手紙やメールを作れるように努力をしていきましょう。
また、「クールな女性が自分の前でだけ弱い部分を見せるのが好き」「大人の女性なのにいつまでもピュアな感じが好意的」など、男性によって好みが分かれます。どんな女性像を求めているのかで迷ったら、好きな女優さんや歌手などを聞いてみましょう。出てきた答えの人を真似することで、好きなタイプへ仲間入りできる可能性がぐっと高くなります。
逆に、男性陣が絶対に止めて欲しい愛情表現もあります。それが、「人前でベタベタする」「二人のことを他人に話して回る」といったデリカシーのない行動です。気になる相手と一緒に過ごせる時間は、とても嬉しいものですが、テンションを上げ過ぎて嫌われてしまわないよう、気持ちを抑えることが必要です。
束縛はNG!結婚したいなら待つ余裕を見せて
女性はつい男性の行動を制限しがちです。世の中に浮気や不倫の報道が溢れているため、心配になってしまう気持ちは分かりますが、だからといって束縛してしまっては、男性は窮屈になり、逃げだしたくなってしまうでしょう。
男性が「結婚したい!」と考える女性は、友達付き合いや飲み会、同窓会など、どんな場面にも快く送り出してくれる人です。もちろん、帰宅時間やメンバーなどをチェックするのはタブーですから、注意しましょう。
黙って自分のことを信じてくれる女性は、男性にとってとても大切な存在となっていきます。女性側が「自由にしていいのよ」と背中を押せば押すほど、逆に男性は帰ってきたくなるものだと覚えておきましょう。
また、この束縛NGは、外出だけではありません。結婚適齢期の男性は仕事盛りですから、恋愛や家庭よりも仕事を優先したいという思いが強いでしょう。「私と仕事どっちが大切なの?」などの問いを投げかけたとしても「仕事に決まっているだろ!」とケンカになるのが関の山です。
自分と過ごす時間が減ったとしても、仕事に打ち込んでいる時は気持ちよく応援し、「忙しそうだけど大丈夫?」「大変だと思うけど無理しないでね」といった、優しい言葉で労ってあげる態度が必要です。
こうした余裕ある態度でいれば、他の女性と圧倒的に差がつきます。結婚したいなら、「他の女性ともたくさん付き合って、一番良い人を選んでくれても構わない」というくらいの、寛容な心を持つことで、男性も「この人とは相性が良いみたいだ」「長く一緒にいられる女性に違いない」という気持ちになっていきます。
男性の両親と仲良くなれる女性を目指そう
恋愛なら二人が楽しければそれで良いのですが、結婚は二人だけでなく、お互いの両親や親せきとの関係も重要となります。そのため、男性が結婚相手を探す場合には「親が喜んでくれそうな女性」をいう条件もよく付いて回ります。
女性の選び方を、親が指南しているケースもあり、結婚の話はまず親のOKが出てから、という家庭もあります。親世代が好みそうなビジュアルはもちろん、同居や近くに住んでも大丈夫な面をアピールしたり、積極的に家業や介護などを手伝いたい、といった気持ちを示しておいたりすると、結婚相手として選ばれやすくなるでしょう。
親世代と、楽しく会話ができるトーク力も必須です。好きそうなテレビや音楽、食べ物などへは自分から興味を持ち、話を弾ませられるようにしておきましょう。
男性の両親と対面した際の印象が良ければ「あの子にしなさい」という親の意見が必ず出ます。両親が気に入った相手という点を結婚の決め手にした、という男性も多いため、相手の両親との良好な関係は、絶対に外せないポイントだと言えるでしょう。
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最後に
男性が求めている女性の条件はいくつもありますが、より多くの条件を満たしておくことで、結婚相手として選ばれやすくなっていきます。理想の相手が求めている条件と、自分自身の考え方に違いを見つけたら、ギャップを埋められるよう、努力してみてください。
とはいえ、今は男女平等の時代です。相手に合わせてばかりじゃ疲れてしまう……それなら、こちらが選ぶ立場に立ちましょう。
最近では、ただ待つのではなく、結婚相談所や婚活パーティーなどの場を利用して、理想の相手を探す女性が増えています。結婚したいなら、思い切って自分から出会いの場へ飛び出すことも大切です。